田舎の小学校の同窓会に40年ぶりに出席したことがきっかけとなって、人事コンサルタントの田代英治さんは新たな活動の拠点を作ろうと動き始めた。60代前半からの新たな挑戦は、自治体と組んで都市部から地域に人を呼び込むワーケーションプランを作ること。「全てがうまくいかなくなるかもしれないが、もう残りの人生も少ない。あまり失敗のことばかり考えていても進まない」と意欲的だ。「新しい働き方」のコンサルタントとしての仕事もやってみたいという田代さん。人事の専門家として、中高年が定年後に備えておくべきことについても熱く語る後編。