70代半ばの竹原信夫さんは現役バリバリの記者。体力を考えると、いつまで続けられるか、不安になることも。しかし、101歳の先輩に教えられたという。会社の顧問をしているその方は、自分で電車に乗って移動、階段も手すりを持たずにトントンと降りる。「弱気になったらダメ、いつも強気で」。ダメだと思うと嫌なことをどんどん思う。心もだんだん元気がなくなる。「俺はまだまだいける。死ぬ気がしない」。竹原さんのモデルは、中小企業の社長。その姿から元気をもらうと同時に、「自分でもできるんじゃないか」と勇気がわいてくると語る。明るく前向きに生きることの大事さが伝わってくる後編。

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