昔は多趣味だった加谷珪一さん。今は仕事が半分、趣味になっているという。「自分のやりたい仕事以外はしないように絞っているため、あまりストレスはなくなった」。人生後半への準備として加谷さんが重要と思っているのは、今のことばかりではなく、人生後半にどういう仕事をするのかを真剣に考えること。「人生後半でどういう知識やスキル、人脈が必要になるのかを考えながら仕事をすることで、将来がかなり違ったものになる」。今後、年金が減り続ける可能性がある中で、“第二のキャリア”をどうしたらいいのか。経済分野の専門家として、熱弁をふるう前編。(後編は2024年9月29日公開です)