77歳の後期高齢者で、若手芸人のおばあちゃん。『神保町よしもと漫才劇場』の所属メンバーとして、人生後半を輝かせている。71歳で吉本興業の芸人養成所、『NSC(吉本総合芸能学院)』に入学。「半端なく厳しかったが、若い人と学べることが何より楽しかった」と言う。「若い人と接することで、時代の流れが見えてくる。日々、多くのことを学んでいる」。同世代とばかり付き合うこと、そして積極的に外に出ないことが、高齢者が元気を失う元凶と警告する。「同世代とは年金、病院、お墓といった暗い話ばっかり。考えてもどうにもならないことで時間を費やすのはもったいない。せっかく生きているのに。それを忘れる楽しみを見つけよう」と強調する。今もなお、やりたいことをやり続けるおばあちゃんから、人生後半の生き方を学ぶ。(後編は2024年9月1日公開です)

本編の一部公開版