経営コンサルタントの小宮一慶さんは、ドラッカーの著作を30年以上にわたって繰り返し読み続け、企業やお客様にアドバイスをするときは、ドラッカーの言葉をよく引用します。なぜかというと、ドラッカーの言葉は説得力があり、ビジネスや仕事、生き方の本質をついているからです。
ドラッカーは「知の巨人」「マネジメントの発明者」と呼ばれ、20世紀が生んだ最高峰の経営学者・思想家。ビジネスや人生を成功させる秘訣について、多くの言葉を残しています。しかし、その著作は数十冊に及び、内容は体系的で難しく、一冊あたりの文章量も膨大。そこで本連載は、ドラッカーが残した数々の名言から20個を小宮さんが厳選し、名アナウンサーの三宅民夫さんが聞き手になって、わかりやすく解説してもらいます。三宅さんの心に染みる「20の言葉」の朗読とともに、ドラッカーの深い言葉の意味を学んでいきましょう。