ビジネスパーソンにとって睡眠不足は大敵。うっかりミスを起こしたり議論に頭がついていかなかったりと、パフォーマンスが下がる要因となります。良質な睡眠をとるために、まず重要なのは「朝しっかり目を覚ます」ことです。そこでおすすめしたいのが、朝一番の「レモン水」。コップ一杯をグイッと飲めば脳がすっきり。一日をエネルギッシュに過ごすことができ、自然とよく眠れるようになります。

重要なのは「朝しっかり目を覚ます」こと

日本人は総じて睡眠不足になっているようです。厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査」によると、睡眠時間が6時間未満の人の割合は男性が37.5%、女性が40.6%。年齢別に見ると男性の30~50歳代、女性の40~50歳代では4割以上が6時間未満しか寝ていません。

仕事が忙しくて睡眠時間を削っていたり、ベッドに入ってから仕事のミスを思い出してなかなか眠れなかったりする人もいるでしょう。あるいは、加齢によって夜中にトイレに行く回数が増えて睡眠の質が低下しているのかもしれません。いずれにしても、ビジネスパーソンにとって睡眠不足は大きなマイナス要因。うっかりミスを起こしたりミーティングの議論に頭がついていかなかったりと、パフォーマンスが下がる要因となります。

良質な睡眠をとるために、まず重要なのは「朝しっかり目を覚ます」ことです。

人が朝起きて寝るまでの活動は、航空機の離着陸と似ています。航空機は徐々に加速して地表を離れ、急浮上した後、安定飛行に入り、やがて目的地に近づくと着陸態勢に入ります。同じように人間も、朝しっかり目を覚まして脳を起こし、日中エネルギッシュに活動すれば、航空機が目的地に向かって着陸態勢に入るように、自然と眠りに入る準備ができます。このサイクルが良質な睡眠をとるための基本なのです。

朝しっかり目を覚ますことができなければ、離陸準備にも入れません。そこで、まず実践してほしいのが、朝起きたらコップ一杯の「レモン水」をグイッと飲むことです。