イスに座って長時間作業をしていると、肩や首、腰などがこわばり、こりや痛みが生じてきます。目が充血したりかすんだりすることもあるでしょう。さらに、最近では素早いレスポンスを求められるチャットにストレスを感じる人も増えているようです。デスクワーク中、こうした症状を感じたときにぜひ試してほしいのが「スムージー」。症状に応じた3つのレシピを紹介します。

石川 三知
Office LAC-U代表、Body Refining Planner
病態栄養相談に携わった後、東京工業大学勤務を経て、スポーツ栄養指導を開始（専修大学アメリカンフットボール部）。これまでに、フィギュアスケートの荒川静香選手・髙橋大輔選手、サニブラウンハキーム選手などをサポート。現在は、浦和レッドダイヤモンズトップチーム、山梨学院大学陸上部（短距離・長距離・駅伝）、東海大仰星高校ラグビー部を始めとする多くのトップアスリートの栄養サポートを行う。

ビジネスに欠かせない「グループチャット」がストレスに

リモートワークやオンライン商談、プレゼン資料の作成などによって、デスクワークの時間はますます増えているようです。イスに座って長時間作業をしていると、肩や首、腰などがこわばり、こりや痛みが生じます。同じ姿勢を長く続けていることによる血流の停滞が原因のひとつです。

長時間にわたって集中や緊張を強いられると、脳疲労を起こすことも考えられます。自律神経のバランスが崩れやすくなるからです。

また、パソコンの画面を見ている時間が長くなると、目が充血したりかすんだりするだけでなく、頭痛・肩こり・吐き気など全身に不調が生じることも。これらはすべて眼精疲労の症状です。

最近は、素早いレスポンスを求められる「チャット」文化に強いストレスを感じる人も増えているようです。複数人とリアルタイムでコミュニケーションができるチャットは、いまやビジネスに欠かせないツールですが、次々と流れてくるメッセージへの対応が心理的な負担を生んでいます。

管理職ともなると、数十のグループチャットに参加していることが少なくないとか。レスポンスが遅れると「なぜ早く確認してくれないのか」「作業に遅れが生じる」といった不満につながりかねません。なかには、人間関係のトラブルを招いてしまうのではないかという強迫観念にかられる人もいるのではないでしょうか。

このようなデスクワーク中の肩こりや脳疲労、眼精疲労、ストレスには「スムージー」がおすすめ。症状に応じて、必要な栄養素を手軽に補うことができます。