日本酒上級編の最終回。

過去の不義理のせいで音信普通になったり、トラブルを起こして禍根を残したままの相手に対して、改めて謝意を伝えたいときに、日本酒を贈って関係修復を図るという手はどうでしょうか。日本酒のネーミングやラベルの特徴を活かしてスマートに謝意を伝える——。あなたの長年の胸のつかえを下ろす一助となりそうな日本酒2本をお教えしましょう。

お詫びのプレゼントにどんな日本酒を贈るか?

若手のときに大きなミスをしてしまったのに、きっちり謝れなかった。

目をかけてもらったのに裏切る形で転職してしまった。

お世話になっていたのに、ちょっとしたすれ違いでわだかまりができてしまった——。

久々に連絡を取りたいけれど、過去の不義理が原因で疎遠になってしまっている人はいませんか?

長い社会人人生を歩んできて、これから自分をもう一段階ステップアップさせたいときは、胸のつかえを下ろしたくなるものです。過去の不義理で連絡が取れなくなっている人がいる場合、その人とのビジネスチャンスを逃しているとも言えます。

再会のきっかけをつかみ、再び関係性を取り戻したい。相手だって元は親しかったわけですから、負の感情を引きずりたくないと思っているのではないでしょうか。

関係修復のきっかけづくりに悩むあなたに、堅苦しくならずに、確実に謝意を伝える「日本酒プレゼント」の方法を教えましょう。たとえば、おいしさは折り紙付きながら、クスッと笑えてしまうような愛嬌や趣向がある1本を贈ったら、ユーモアのあるお詫びの品になるでしょう。すると相手も「過ぎたことだし、まあいいか」と、わだかまりを解いてくれるかもしれません。