世界最速でユーザー数を増やしている「ChatGPT」に代表される、AI（人工知能）の発展と普及が目覚ましい。今まさに"超AI時代"に突入した！ 優秀なAIが発明されたことで、今後、多くの職業が消えていくと言われている。だが同時に、AIの進化は「AI関連」という新しい職種も生み出した。私たちは、超AI時代を生き抜くためにどうすればいいのか？ シリコンバレーで起業し、企業のAI導入支援やAI人材育成を行っている石角友愛氏は、「AIの進化によって、文系がAI人材になれる時代が到来した」と説く。変化を恐れて何もしないでいると、AIに自分の仕事を奪われる――。では具体的に何をすればいいのか？ 世界の最先端テクノロジーを取材し続けるジャーナリストの佐々木俊尚氏が聞き手となり、超AI時代をサバイバルする方法が明らかになる！

石角 友愛
パロアルトインサイトCEO／AIビジネスデザイナー
ハーバードビジネススクールでMBA取得後、グーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをリード。その後、HRテック・流通系AIベンチャーを経てシリコンバレーでパロアルトインサイト起業。データサイエンティストネットワークを構築し、日本企業に対して最先端AIの戦略提案から開発まで一貫したDX支援を提供。AI人材育成にも意欲的で、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授（AI企業戦略）や、東京大学工学部アドバイザリー・ボードを務めるなど幅広く活動中。著書に『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』『"経験ゼロ"から始める　AI時代の新キャリアデザイン』など多数。
佐々木 俊尚
ジャーナリスト
毎日新聞社、月刊アスキー編集部などを経て2003年に独立、現在はフリージャーナリストとして活躍。テクノロジーから政治、経済、社会、ライフスタイルにいたるまで幅広く取材・執筆を行う。『レイヤー化する世界』『キュレーションの時代』『Web3とメタバースは人間を自由にするか』など著書多数。総務省情報通信白書編集委員。TOKYO FM放送番組審議委員。情報ネットワーク法学会員。