周囲よりも多くの成果を挙げる人がいる。そのためには日頃から効率を上げ、結果につながる努力を続けているに違いない。
ビール営業、ITプロジェクトマネージャー、投資戦略のプロ、製剤研究所リーダー、住宅展示場の店長などなど、各業界の一線で活躍する人たちが登場。
みなさん、日頃からどんなことを心掛けているのだろうか。
(内容・肩書は、2014年2月3日号掲載時のままです)
仕事でもスポーツでも、高いパフォーマンスを保つには、「自律神経を乱されないこと」が何より大事です。自律神経とは、私たちの臓器をコントロールし、生命活動を支え続けてくれているもの。ところが、現代はストレス社会で、自律神経は乱れがちです。それに加えて、人は30代を過ぎると、自律神経の片方である副交感神経(もう一つは、交感神経)が下がってくるので、これを上げるよう意識することがとても大事です。本連載の講師は、自律神経研究の名医であり、順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生。自律神経を整え、最高の体調を維持するための、誰でも簡単に実践できる健康習慣を教えます。
小さなことでイライラする。最近ワクワクしない。すべてが面倒くさいと思ってしまう――中年以降に出てくるこうした悩み。仕事にも大きく影響してきますが、その原因は脳の老化のせい。人間の老化は、知力や体力よりも先に、「感情」から始まります。脳には感情をコントロールする「前頭葉」があり、これが真っ先に老化し始める。怒りがとまらなくなるとか、やる気が出ないのは、前頭葉の機能が低下しているから。でも、前頭葉を鍛えることで、これを食い止めることができます。和田秀樹さんが指南する「20の習慣」で前頭葉の老化を食い止め、いつまでも若々しい脳を手に入れましょう。