これまで、「情報収集」「情報整理」「アクティブリスニング」の実践について学びました。これらは、決断のための準備と言えるでしょう。

この準備について学んだら、いよいよ決断、実行のステージに進みましょう。今回から「即断即決、即実行」編がスタートします。

「私は仕事が遅いので、即断即決、即実行だなんてできるだろうか」と不安になっていないでしょうか。仕事の速さは、才能ではありません。ちょっとしたポイントを知っているかどうかの差にすぎないのです。

頭の良さや学歴を気にしていないか

「彼/彼女は頭がいい、でも私は頭が良くないので」というセリフを仕事の現場で何度聞いたでしょうか。本人は卑下して言っているのでしょうが、そういうことを言っていると、次第に自分でもそう考えてしまいます。言葉の力は強いので侮れません。

一方、「頭の良さなんか関係ない。仕事はさっさとやってさっさと結果を出すものだ」と言っていれば、不思議なことにそれは実現します。仕事の速さは「頭の良さ」や学歴にはあまり関係ありません。単純に仕事が速い人は速い、遅い人は遅い、でね。

では、どうやったらさっさと仕事を進めることができるのでしょうか。