噂好きはどこにでもいるものです。どうでもいい社内恋愛の事情から昇進・降格の裏話、誰かの失敗談にいたるまで、何かと語りたがる人がそばにいると、仕事の邪魔になってしかたがありません。しかも聞きたくもないような話を聞かされるのは苦痛なものです。そんな噂好きをうまくかわす方法をお伝えします。

社内通であることをアピールして存在感を示したい

「○○くんと△△さん、付き合ってるらしいよ」、「□□課長、課の業績が悪くて降格だってさ」……会社にはさまざまな噂話が飛び交います。暇なときに聞く分には退屈しのぎになりますが、忙しいときに横で延々と聞かされては迷惑ですよね。

しかし、そういう人を単なる噂好きと侮ってはいけません。仕事中にそんな話を聞かせるからには、それなりの理由があるものです。安易に乗ったり、相槌を打ったりすれば、今度は自分が噂の元にされる可能性もあるので、じつに警戒すべき存在なのです。

基本的に噂話をしたがる人というのは、事情通であることをアピールしているわけですが、何のためにそんなことをするのかといえば、自分に注意を引くためです。

たとえば「あの人とあの人は昔、男女の仲だった」などと、聞きたくもない社内の人間関係を暴露したがる上司がよくいますが、それも社内通であることをアピールして、自分の存在感を示しているのです。