何かというと自慢話をする人がいます。本人は気持ちいいかもしれませんが、聞いているこちらは興醒めしますよね。とはいえ本人が悦に入っているときに、話の腰を折ってしまうのも気が引けます。そういうときに、相手を不機嫌にさせることなく、話を終わらせるにはどうすればいいのか。今回は自慢話が尽きない人への対処法をお伝えします。
自慢話をする人は、概してぱっとしない人
自分の手柄をひけらかしたくなる気持ちは誰にもあります。しかしまっとうな大人なら、自慢話をあまりするのは見苦しいし、人から嫌がられることはわかっていますから控えるものです。時には自慢めいたことを話すことがあっても、時と場所をわきまえます。
ところが、そんなことにはお構いなしに自慢を始める人がいるものです。そういう人の対処にはほんとうに困ってしまいます。
自慢話をしたがる人の心理として、自分の手柄をひけらかすことで存在感を示したいということがあります。一言で言うと「承認欲求」を満たそうとしているのです。もちろん本人は承認欲求の充足など念頭になく、無意識のうちに自慢話をしてしまうわけですが。
ですから自慢話を好む人は概して自分の現状に納得していない人が多いものです。自分の実績や評価に満足できないため、自慢話をして自分を納得させているわけです。仕事ができる人なら自慢をする必要はないし、見苦しいことはせずに相手との関係性を重視するに違いありません。