天下人として歴史に名を残した将軍や大名、大きな功績を成し遂げた政治家や実業家など、昔から成功者の多くが神社に参拝し、神様を信仰してきました。うまくいく人はなぜ神社に通うのでしょうか? そこには、運気を上げる大原則があります。

松下幸之助、出光佐三、孫正義……神社に通う成功者たち

経営の神さまといわれたパナソニック創業者の松下幸之助は、三重県の鈴鹿山麓にある椿大神社ツバキオオカミヤシロに何度も参拝を重ね、「鈴松庵レイショウアン」と名付けた茶室や庭園を寄進しました。日本の石油王といわれた出光興産創業者の出光佐三は、生まれ故郷、福岡県宗像市にある宗像大社ムナカタタイシャを崇拝し、一時荒廃した神社の再興にも尽力したそうです。

ほかにも、ソフトバンク創業者孫正義の石川県・金劔宮キンケングウ、楽天創業者三木谷浩史の東京都・愛宕神社アタゴジンジャなど、成功している人は、「自分の聖地」ともいえるマイ神社を持ち、足繁く通っているそうです。

そうした錚々たる方々と同列に語るのは恐縮ですが、私にもマイ神社と呼べる場所があります。実家にほど近い奈良県・橿原神宮カシハラジングウで、月に一度の帰省のたびにウォーキングがてら通っています。