あなたが経営者になれると思わなければ、経営者にはなれません。プロゴルファーになれると思わなければ、プロゴルファーにはなれません。人間は、自分が「できる」と思ったことしかやらないし、努力もしないからです。

夢や目標を持ったら、心の底から「できる」と思い込みましょう。それが自分の持っているポテンシャルを100%引き出すコツです。

夢や目標を口に出して言うと、周りが協力してくれる

ホンダ創業者の本田宗一郎さんは、まだ一介の町工場だったときから「世界のHONDAになる!」と信じていました。朝礼のたびにミカン箱の上に乗ってこの言葉を叫んでいたそうです。

夢や目標は、ただ漠然と描くのではなく、こんなふうに言語化して口に出すことが大切です。口にすることでその夢に共感し協力してくれる人が現れ、実現に近づくパワーとなってくれるからです。

わかりやすい例で言えば、たとえば独身のあなたが「どこかにいい人いないかなぁ?」とボンヤリ考えていても、チャンスはなかなか訪れません。しかし「今、婚活中です」とはっきり言葉にすれば、友人や親戚から「それなら思い当たる人がいるよ」と紹介してもらえたり、「いい婚活アドバイザーがいる」「街コンがある」などの情報も集まってきます。これが夢や目標を口に出すべき理由、その1です。