これまで事前準備の大切さについてお話してきましたが、本番を迎えて、事前の想定通りに話が進まないことがあります。三宅さんも、テレビのインタビューにおいて何度もそういう場面に遭遇しました。その場合は、相手の話に全集中すればいいのです。なぜでしょうか？

三宅 民夫
アナウンサー
1952年生まれ。75年アナウンサーとしてNHK入局。盛岡、京都放送局勤務を経て、85年に東京アナウンス室へ異動。安定感のあるアナウンス技術と朗らかな雰囲気で、報道からバラエティーまで多彩な番組を担当。『おはよう日本』キャスターや『NHKスペシャル』ナレーション、『日本の、これから』司会などで人気を博す。『紅白歌合戦』総合司会を3度務める。2017年に退職しフリーに。『鶴瓶の家族に乾杯』などを担当。

無料公開版