5話目にご紹介する言葉は、「過ぎたるはお及ばざるがごとし」。度が過ぎたものは、足りないものと同様によくない。物事はほどほどがよいという教えです。自らも『論語』を学んでいた徳川家康はこの考えを推し進めて、「人の使い方」について天下人ならではの深い教えを語っています。

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