【プロローグ】なぜ『論語』は各界のリーダーに読み継がれるのか?
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『論語』は2500年以上も前に書かれた、中国の思想家・孔子やその弟子たちの言葉をまとめた本です。現代にも共通する普遍的な真理を語っている本として、数多くの政治家、経営者、学者、思想家など、各界のリーダーたちに読み継がれてきました。経営コンサルタントの小宮一慶さんも、『論語』を座右の書として、若い頃から何度も読み返しています。
孔子は3000人もの弟子を持つ、とても優れた人物でしたが、不遇の時代が多く、評価されない苦悩を抱えていました。『論語』には、そんな苦労人・孔子ならではの「人生の指針」がたくさん詰まっています。本連載は、『論語』に書かれたたくさんの文章から、ビジネスリーダーを成功に導く「20の教え」を小宮さんが厳選し、名アナウンサーの三宅民夫さんが聞き手になって、わかりやすく解説してもらいます。