AIの登場で、ビジネスは一気に効率化が加速。これまで膨大な時間とコストをかけていた業務も、AIを活用することで、たった数分で終了できるようになったり、数億円ものコストカットを実現する企業も現れている。しかし、AIですべてが解決できるわけではない。「デジタルリテラシー」をベースに、AIの得意・不得意分野を見定め、どの業務に取り入れるかの取捨選択は重要となる。特に、ChatGPTなどの生成系AIの活用においてはリテラシーの有無が、結果の明暗を分けるといっても過言ではない。企業の信頼を失墜しないためのAIとの接し方、「デジタルリテラシー」の基礎知識を、同志社大学理工学部教授の土屋誠司さんに学ぶ。