DX化が進んだ現在、各企業では今やデジタルツールを利用しない業務はないに等しい。さまざまなツールを使いこなし、業務の効率化を図ることが求められるが、デジタル環境に抵抗感がなくなった今だからこそ、改めて見直したいのが「デジタルリテラシー」だ。正しい情報の取り入れ方から、検索のテクニック、さらに情報のアップデート、セキュリティ知識まで、「使える」以外のリテラシーが欠落していては、思わぬところで企業全体が足をすくわれる事態となる。「デジタルリテラシー」とは何か、また企業人ひとり一人に必須のデジタルとの付き合い方の基礎知識を、同志社大学理工学部教授の土屋誠司さんに学ぶ。