いつも着る服を変えるだけでも、テストステロンの分泌量が上がります。ポイントは「テストステロンが増える色」を身につけること。ワンポイントの差し色だけでも大丈夫。人間の本能を刺激し、テストステロンを増やす「着こなし術」とは――。
最近、おしゃれしていますか?
テストステロンは、自己表現のホルモンと言えます。テストステロンがしっかり出ていると自己表現ができ、自己表現をするとテストステロンが出ます。
海外の研究では、芸能人、アーティスト、政治家、スポーツ選手など、自分を表現する職業につく人はテストステロン値が高い一方、公務員、教師、医師といったルールを厳格に守ることが重視される職業や、農業などの他人と接触することが少ない職業の人はテストステロン値が低い傾向があることがわかっています。
職業を気軽に変えることはできませんが、「おしゃれ」という自己表現なら誰でも今すぐ取り組むことができます。
若い人を見てください。男性でもネックレスをしたり、指輪をしたり、流行りの服装を取り入れたりと、ファッションを楽しんでいる人が多いですよね。独身のときは外見に気をつけていたのに結婚してから洋服に全然お金を使わなくなった人、今も昔も服に機能性だけを求めている人……加齢とともに落ちてくるテストステロン・レベルを上げるためにも、中高年こそ積極的におしゃれすべきです。