仕事をもうひと頑張りしたいときやくつろぐとき、あなたは何を飲んでいますか? カフェインがたっぷり入ったコーヒーは定番ですが、実はテストステロンを上げるにはもっと良い飲み物があります。戦国武将も愛飲した、最強の飲み物の正体とは――。

コーヒーは健康によい飲み物

日常的にコーヒーを飲んでいるビジネスパーソンは多いですよね。悪者にされることもあるコーヒーですが、コーヒーに多く含まれるカフェインは覚醒作用のほか、利尿作用によるむくみの改善、血流の改善、エネルギーを熱に変換することで体脂肪の増加を抑える、といった働きがあり、健康によい飲み物です。

また、カフェインはテストステロン値を上げるので、コーヒーは活力アップにも役立つと考えられます。ラグビー選手にカフェイン入りのガムを運動前と運動の合間に摂取させ、血中テストステロン濃度を調べた実験があります。それによると、カフェイン入りのガムを噛んだ選手の15分後の唾液中テストステロン濃度は、カフェインを含まないプラセボのガムを噛んだ選手より70%も増加していたそうです。カフェインと性機能の関係についての研究結果はまだありませんが、カフェインでテストステロンが上がるということは、性機能にも好影響を与えるのではないかと期待できます。

カフェインは依存性がありますし、摂取しすぎると胃の不調や眠気の妨げなどが起こってかえってテストステロンを下げてしまうので、摂取量には気をつける必要があります。とはいえ、1日400mg以下、つまりコーヒーカップ3~4杯程度であれば健康への悪影響は生じないといわれているので、過剰に気にする必要はありません。