園芸店で売っている野菜や花の種袋には、育て方の注意などとともに「発芽率」というものが書いてあるのをご存じでしょうか。これは種をまいた数に対して、芽を出す確率は何%かを表すものです。最近の発芽技術の進歩にはめざましいものがありますが、どれだけ技術が進歩したところで、この発芽率が100%になることはありえません。なぜなら、種は生き物だからです。

 

人間も生き物である以上、どんなに気をつけていても、ミスや失敗をゼロにすることは絶対に不可能です。坂田さんも、失敗は大きいものから小さいものまで、たくさんしてきたと言います。坂田さんには、失敗を失敗で終わらせないように心がけてきたことがありました。そのポイントとは?(2023年2月13日レター)