有能なプレーヤーが無能なリーダーになる例が後を絶たない。あなた自身は“無能化”していないだろうか？　また、はやりの理論だけで次世代リーダーを育成していないだろうか？　リーダー育成のステップを間違えれば、社内に無能なリーダーがあふれかえり、企業全体が停滞することになる。では、リーダーになるべき人とはどういう人なのか、リーダーに向かないとわかった時にどうすべきか…。さまざまな企業で人材育成、マネジメントを体系化し支援する坂井風太氏が「正しいリーダーの見極め方」を提言。

坂井 風太
Momentor代表取締役
早稲田大学法学部卒業。DeNAに入社後、旅行部門の戦略企画業務などを経て、新卒5年目で子会社2社の取締役に就任。翌年に代表取締役に就任し、経営業務やM＆A業務に従事。同時に、DeNAの人材育成責任者として、暗黙知化・属人化されやすい人材育成・ピープルマネジメント領域の体系化を行い、独自の人材育成プログラムを開発。本プログラムが好評を博したため、2022年に南場智子氏がファウンダーを務めるVCであるDelight Ventures等の出資を受けて株式会社Momentorを設立。今までにないノウハウであったことから、日系大企業、メガベンチャー、新進気鋭のスタートアップまで、設立1年で70社を超える企業を支援。