未来を見通し、イノベーションを起こすためのアプローチは、どうすればいいのか? 世界最大手のガラスメーカーであり、100年超の歴史を持つAGCは、既存事業での競争と、新規事業におけるイノベーションを両立させる「両利きの経営」の実践企業として、広く知られている。AGC社長の平井良典氏は、多くの企業が知りたがっているイノベーションを起こす方法について何を語るのか? 平井氏の前職は新事業創出というイノベーションを担うCTO(最高技術責任者)で、元々は物理学者を目指していた"理系社長"。物理学とビジネスの世界は、「モノを考えるプロセスは似ている」と語る平井氏が、「先を読む力」と「イノベーションを起こす方法」についてロジカルに、熱く語る!