12話目にご紹介する言葉は、「工夫」(『道をひらく』より)。松下幸之助の有名なエピソードがあります。ある時、顧客から3%しか利益が出ない製品で、20%の値下げを要求されました。どう対応したのでしょうか。松下幸之助は「できない理由より、どうしたらできるか」を常に考えていたそう。町工場から世界レベルの大企業を作れたのは、そういう発想が根本にあったからだ、と小宮さんは解説します。

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