ユーグレナ社長の出雲充氏は、自分ができることは2つしかないと断言する。一つは、みんなが無理ということを、確信を持って言い続け、発信し続けること。もう一つが、社員本人よりも、その人の良さに気付き、いいところを伸ばすこと。そして、やりたいことは「人と地球を健康にする」ために、2つしかないと語る。一つがバングラデシュの栄養失調を無くして、100万人の子どもたちに元気になってもらうこと。二つ目がバイオ燃料、バイオジェット燃料を実用化すること。「スカッとしていて学生みたいな感じ。柳井正さんと似たタイプ」と楠木建氏が語る出雲社長。後編では、「夜はほとんど会食、休日はない」という精力的な働き方や、夢の実現に邁進する思いについて熱弁をふるう。