良い上司との出会いは、自分のポテンシャルや成長スピードを引き上げてくれる。ANAホールディングス社長の芝田浩二氏は、入社2年目で国際部にいた時の上司が、自分の人生に大きな影響を与えたと語る。その上司は、チームの発想力を爆上げするために、あるキラーフレーズを多用していた。その言葉は芝田氏の胸に刻まれ、仕事の軸になっているという――。奄美大島出身で海外に憧れた芝田氏が入社した当時、民間スタートのANAは、国営だったJALに「追いつけ追い越せ」で頑張っていた。大きく飛躍していく会社と共に、芝田氏は上司の教えを胸に、数多のチャレンジを重ねていく。大空への憧れ、国際線事業の修羅場、コロナ禍でどん底……波乱万丈の経営トップが語る「突破する力」とは――。(後編は2024年1月15日公開です)
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楠木建の本気対談!「一流トップの素顔」