成功者はどのような思考とマインドを持ち、どう行動しているのか? 経営学者、楠木建氏が一流トップに切り込み、その答えを引き出す特集シリーズ『楠木建の本気対談!「一流トップの素顔」』。創業家以外で初めてサントリートップに就任した新浪剛史社長。買収した米ビーム社(現ビームサントリー)との統合を託された新浪氏は、次々と結果を出している。三菱商事に入社し、ハーバード大学でMBAを取得。給食事業を手掛けるソデックスコーポレーション(現LEOC)社長を務めた後、2002年から12年間にわたりローソン社長を務め、業績不振だったローソンを見事再生させた手腕から、「プロ経営者」の代表格と呼ばれた人物だ。そのアグレッシブな経営スタイルから"ファイター系経営者″とも呼ばれる新浪社長の「独自の仕事観」に迫る前編。

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