先行きが見通せない中で、何を拠り所に判断し、行動すべきか悩むもの。人はとかく、自分の利益となるほうに、偏った考え方をしてしまいがち。だから拠り所がなければ、私心が入って判断がくもり、結果は間違った方向へ行ってしまう――。だから今、拠り所=パーパスを持つことの重要性が説かれているのだ。「日立が好きだ」と熱く語る東原敏昭氏は、「私心(エゴ)がないこと」「お客様が何を求めているのかを知り、ウィンウィンの関係になること」と、ビジネスの拠り所=パーパスについて明快に語る。東原氏はパーパス経営を推進し、日立は今、優れたパーパス経営を行う企業として高く評価されている。パーパス経営実践の第一人者が語る、パーパス経営成功の秘訣とは――。
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楠木建の本気対談!「一流トップの素顔」