▼「同世代が転職や起業をして活躍する姿がSNSで常に発信されてくる。自分はこのままでいいのかと大企業を辞める人が多い」と語る今瀧健登さんは、学生時代に起業、就職した上場企業もすぐに辞めて、Z世代に特化したマーケティング会社を運営中だ。全社員がフルリモート勤務、国内外のワーケーションに毎月出かけるなど、若い世代のモチベーションアップと生産性に重きを置いた経営を続けている。彼が語る、20代にとっての「会社の価値」とはどんなものなのか。

今瀧 健登
僕と私とCEO
1997年、大阪府出身。横浜国立大学在学中に起業し、花屋のコンサルティングなどを担う。2020年に大学卒業後、一部上場の教育コンサルティング会社に就職。同年11月に「僕と私と株式会社」を設立してCEOに就任。Z世代に特化したマーケティング、企画UXを専門に事業を展開する。「NewsPicks」「日経クロストレンド」「東洋経済オンライン」などで連載を持ち、一般社団法人Z世代代表も務める。著書に『エモ消費』、『Z世代マーケティング見るだけノート』がある。